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今回、対象とする方はこんな人!
- 資格に興味があるが、まだあまり資格を取得していない方
- 専門性がないが、これから専門分野を模索したい方
- 就職・転職で活かしたい方
このような方向けに書いています。
もうすでに、高度な資格を取得し、一定の専門性が第三者機関により認められている方は
あまり読んでいても面白くないかもしれません。
現に資格マニアを名乗っている方もなんだよと思われるかもしれません。
前もってご了承願います。
資格ってたくさんあるけど、結局どれがおすすめ?
ずばりこれです。
- ITパスポート試験
- 日商簿記試験3級
- FP3級
1. ITパスポート試験
IT系国家試験で一番取得しやすい資格試験です。
対象は就活をしている文系の方です。
一般的な企業でITの基礎知識を持っていることはプラスの印象になるでしょう。
逆にIT企業勤務の方はスルーして「基本情報技術者試験」や「応用情報技術者試験」を取得すれば良いと思います。
合格率は 約50%です。
普通に勉強してきた経験のある方ならまず落ちることはありません。
商業高校のIT系学科でも取得を推奨されている試験です。
国家試験でなければ1mmも価値は感じませんが、国家試験であることがこの資格の価値を高めています。
勉強法について
参考書も必要ではないでしょう。
紙媒体がやっぱり勉強しやすいと思うのであれば、以下に示す書籍を使うと良いでしょう。
学習を行う際に使用するおススメのサイトは、以下のものです。
全く知識がない方でも問題ありません。
過去問題が出題されますので、知らない知識を調べながら頭に入れていくと良いと思います。
これだけで合格できます。
時間がない場合は、直近過去2年分(4回分)の400問ぐらいを通勤・通学の合間にスマホで学習すれば問題ありません。
是非、取得してみてください。
学習期間について
2週間あれば十分です。ぜひ頑張ってみてください。
2. 日商簿記試験3級
知らない人がいないほど有名な資格ですね。
国家試験ではありませんが、公的な資格として一定の知名度があります。
会計(商業簿記)の知識が問われます。
この試験の対象は、就活生や会計に関係のない職業に就かれている社会人だと思います。
就職活動で会社の数字を理解できるのはあなたを魅力的に映してくれるでしょう。
私自身はIT企業の就活中に取得しました。面接でも触れてもらったため、効果はあったと言って良いでしょう。
また、すでに就職済みの社会人の方も、今後経営層に昇格していく中で、PL(損益計算書)やBS(貸借対照表)を理解できることは有利でしょう。
実際、いろいろな資格がありますが、実務レベルで将来的に活きてくるのは「簿記検定」ではないかと思います。
勉強方法について
簿記は知識ではなく、その論理を自分で理解しながら解く必要があります。
そのため、知識ベースの詰め込みでは一切合格できません。
参考書なしで合格するのは難しいでしょう。
私は簿記が苦手で、いろいろな書籍を読み漁りましたが、
この書籍が一番わかりやすかったです。
公認会計士の澤昭人先生が書かれた書籍です。少し古いですが、マジでわかりやすいです。
※試験出題範囲と齟齬がある場合があります。
理屈と直感のバランスが非常に良いです。
簿記の書籍は理屈っぽすぎて初心者には回りくどく感じるものが世の中にあふれていますが、
この書籍はそのバランスが素晴らしいです。
さすが澤先生です。澤先生がやられているラジオ番組「ジュグラーの波 〜澤と美音のまるっと経済学〜」も大好きです。
まぁこの話は関係ないのでおいておきます。
本当に試験直近だったり、最低限だけ勉強したいと考えてたりする人は、
基礎編だけパパっと呼んでみてください。
なんせkindle版は「940円」です。非常に安い。(まぁ書けないので練習はしにくいですが、工夫すれば問題ありません)
学習期間について
1週間と謳っている書籍やサイトもありますが、
全くの初心者の場合、「1か月」(一日1時間程度)を目安にすると良いでしょう。
身体に解き方を覚えさせる必要があります。詰め込みでは難しいです。
慣れが必要なので、ぜひ毎日簿記に触れることを意識しましょう。
3. FP3級
この資格も国家試験です。
有名な資格で、資格マニア業界ではダントツで人気です。
主婦などにも人気の資格です。
この資格の学習・合格メリットは、ずばり「生活レベルで役に立つ知識となる」です。
就活や実務で役に立つものではあまりありませんが、実生活ではめちゃくちゃ役立ちます。
私は、新入社員となり一人暮らしを始めたタイミングで取得しました。
世の中の仕組みを一切理解していない中、突然一人東京で生活しなければならなかったです。
友達もいなかったので、参考書先生に聞きながら世の中の仕組みを知りました。
そして、社会人2年目では、「保険」や「資産運用」などを自分で理解したうえで進めることができました。
IT系の方は法律系の知識が結構苦手です。(私はそうでした。)
そんな人にこそ、おススメします。若いうちに取っちゃおう!
是非合格を目指してみてください。
勉強法について
この資格試験は知識の詰め込みで合格できます。
しかし出題範囲が広く、また細かいところまで聞いてくるので一夜漬けでは難しいです。
大事なのは、しっかりと理解しながら知識をインプットしていくことです。
私が使用した書籍およびサイトを紹介します。
非常に初心者に読みやすく、絵などで分かりやすく解説しているので非常に理解しやすいです。
苦手な私にとっては良本でした。
ITパスポートでも出てきた過去問道場で有名なドットコムさんのサイトですね。
このサイトを無料で使用させていただいてる私にとっては管理人さんは神様です。
いつもありがとうございます。お世話になっております。
このサイトは通勤・通学時にスマホから使用するのがベストです。
学習期間について
「学科」だけなら2週間あれば問題ないと思いますが、
「実技」も含めると1か月がベストだと思います。
本質的な理解が問われるため、片手間に勉強するのではなくしっかりと学習しておいたほうが合格の確度が高まります。
まとめ
- ITパスポート試験
- 日商簿記試験3級
- FP3級
どれを選ぶかではなく、すべて取ってほしいと思います。
どれも無駄なものはありません。
取得して得することはあっても、損することはありません。(受験料だけは損するかも)
損するシチュエーションだったら言わなければ良いだけです。
皆様のご健闘をお祈りしています。