オンライン授業は可能か? 新型コロナ, 教育機関

Hey Guys!! まむばるです。

今日は昨今の大学や専門学校などの教育機関が抱える問題点についてお話します。
ちなみに私は専門学校で教員をしています。

今から記述することは「所属機関」の意向など何も含まれていません。
ただ私が個人的に思ったことを個人的に発言しているだけです。

新型コロナウイルスの影響から「三密」を避けるようにと国から通達が来て、
オンライン授業を実施するように上層部から指示が来ている教育関係者が多くいると思います。

多くの教育関係者のみなさんが悩まれている人が多いと思います。
「授業をやれっていっても、黒板やホワイトボードも使えないし」
「授業をしないと授業料の問題から上層部に怒られる」
「相手の顔が見えないのに授業って厳しくねぇ〜か」

など、私の周りでも様々な意見がでています。

私が所属する学会でも様々なオンライン授業のシンポジウムの宣伝がメーリスから届きます。

オンライン授業だけで学習効率を高めるのは不可能!

結論から申し上げると、「不可能」です。
諦めてください。

元システムエンジニアの観点からいうと
「技術的観点からは十分可能」です。SkypeやZoom、Micorosft Teamsなど様々なソフトウェアがベンダーから提供されています。
しかし、学校教育という観点からするとほぼ不可能だと言えます。

その理由としては、以下3点が挙げられます。
1. 学生(生徒)のモチベーションを維持できない
2. そもそも映像授業に慣れている先生が少ない
3. 場に合わせた授業(双方向性のある授業)ができない

1. 学生(生徒)のモチベーションを維持できない

まず1点目ですが、
学生(生徒)のモチベーション・マネジメントが難しいです。
自宅にいる環境で学習しようとしたことのある人なら理解できると思いますが、
家の中にはこれでもか、というぐらい「誘惑」があります。
スマホを見れば「Twitter」、PCを見れば「ゲーム」や「Youtube」など様々な誘惑があります。

学習に長けた人間の先生ですら、そんな風に感じているのに、
今まさに学び舎で学んでいる学生(生徒)が誘惑に勝てるわけがありません。

2. そもそも映像授業に慣れている先生が少ない

2点目の「映像授業に慣れている先生が少ない」という点についてです。

普段、対面で授業しているのだから、できるでしょ?
もしかすると、そのように考えている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際にやってみるとわかりますが、
かなり「やりにくい」です。

なぜなら「板書が取れない」からです。

情報教育に充足した教育機関であれば電子黒板が用意されているかもしれません。
しかし、一般の講義で定常的に使用していない限りなかなか難しいと思います。

一般の学校ではなかなかないところが多いと思います。

じゃあ「パワポ」の授業でいいのではないか?
そう思う方もいらっしゃると思いますが、
パワーポイントは用意をするコストが高すぎます。

普段からパワポでの授業を行っている先生であれば、
それを教育資産として使用すればいいです。
しかし、板書ベースの先生はいつもの倍以上かかってしまう可能性があります。

そんなことで「他の業務」や「研究の時間」を減らすのはもったいないと思います。

可能であれば、手元を写すことができる「書画カメラ」をPC接続するのが
ベストではないかと思います。

3. 場に合わせた授業(双方向性のある授業)ができない

3点目の理由としては、
「学生(生徒)の反応が確認できない」からです。
顔を移せば良いのでは? と思うかもしれませんが、
そんなに簡単ではありません。

「そもそもWebカメラがない」「顔を見られたくない」など

様々な理由から現実的ではありません。
顔出しを強制することもできませんしね。

周りの雰囲気が見えないなかで顔出しするのは「目立ちたい」と普段から考えている学生
(生徒)だけです。

なかなか難しいですよね。

素晴らしい授業より、現実的な及第点を目指しましょう

映像授業でいえば、代表的なものに「東進ハイスクールの衛星授業」などがあります。
画期的で良いと率直に思います。

しかし、あれが成り立っているのは、バックにカメラマンなどのスタッフが多く存在しているからです。

いまこの状況で大勢のスタッフや機材を揃えることができますか?

ほぼ不可能でしょう。

今ノウハウや人材が潤っているところに勝とうと夢見るのは辞めてください。
あなたが「教育系Youtuber」なら別ですがね!!!

たった1教授や1先生でどうにかなる問題ではありません。
たった1ヶ月や数週間で準備できるようなものではありません。

自分のなかのベストより、ベターな及第点を探ってください。

以上、まむばるの独り言でした。

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